『アンダーニンジャ』が好きな人におすすめの漫画5選【忍者・アクション・シュール】

アクション

『アンダーニンジャ』は、『アイアムアヒーロー』や『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の花沢健吾による忍者アクション漫画です。太平洋戦争後に解体されたはずの忍者組織。しかし実際には、現代の日本にも多くの忍者が存在し、国家や社会の裏側でさまざまな任務に関わっていました。

主人公の雲隠九郎も、そんな忍者の一人です。しかし彼の暮らしは、忍者と聞いて想像する華やかなものとはほど遠く、仕事もなくボロアパートで暇を持て余す毎日。ところがある日、九郎に久しぶりの忍務が与えられたことで、平凡に見えていた日常の裏側に隠された忍者たちの世界が動き始めます。

『アンダーニンジャ』の魅力とは?

最大の魅力は、「現代日本に本当に忍者がいたら」という設定を、独特のリアリティとシュールな笑いで描いているところです。登場する忍者たちは昔ながらの忍装束で屋根の上を飛び回っているわけではありません。普通の住宅街や学校、アパートなどに紛れ込み、一般人とほとんど変わらない姿で生活しています。

一方で、忍者たちが使う装備や技術には現代的な要素が取り入れられています。昔ながらの忍術と最新技術が奇妙に混ざり合い、「そんなものまで忍者が使うのか」と思わせるアイデアが次々に登場します。忍者という題材を懐古的に描くのではなく、現代社会へ無理やり適応させたような世界観が新鮮です。

花沢健吾らしい会話の面白さも欠かせません。登場人物たちは命に関わる状況でも妙に淡々としていたり、どうでもよさそうな話を続けたりします。何気ない日常会話で笑わせていた直後に、突然激しい戦闘が始まることもあり、その温度差が本作独特の緊張感を生み出しています。

さらに物語が進むにつれて、単純な「忍者対敵組織」という構図ではないことも分かってきます。巨大な忍者組織「NIN」と謎の組織「UN」、その中で動くさまざまな忍者たち。誰が何を目的に行動しているのか簡単には見通せず、断片的だった出来事が少しずつつながっていく面白さがあります。

ここからは、『アンダーニンジャ』のように、日常に紛れ込んだ異常な世界や、独特の笑いと激しいアクション、奇妙な能力を持つ者たちの戦いを楽しめる漫画を中心に5作品紹介します。

おすすめの作品を詳しく紹介

1.『ザ・ファブル』

南勝久による、裏社会で恐れられる天才的な殺し屋・通称「ファブル」を主人公にしたアクション漫画です。あまりにも多くの仕事をこなした彼は、ボスから一年間誰も殺さず、一般人として大阪で暮らすよう命じられます。

圧倒的な戦闘能力を持ちながら、普通の生活には慣れていない主人公が、仕事をしたり近所の人と交流したりする姿が大きな魅力です。ゆるい日常や独特の会話で笑わせながら、戦いが始まれば一瞬で空気が変わります。

『アンダーニンジャ』で、恐ろしい能力を持つ人物が普通の社会へ溶け込んで暮らしているギャップが好きな人には特におすすめです。脱力した笑いと緊張感のある戦闘が自然に同居しているところにも共通した魅力があります。

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2.『サカモトデイズ』

鈴木祐斗による、かつて最強の殺し屋として恐れられていた坂本太郎を主人公にしたアクション漫画です。坂本はある女性と恋に落ちたことで殺し屋を引退し、現在は家族とともに商店を営みながら穏やかに暮らしています。

ところが過去の因縁や殺し屋たちが次々に現れ、坂本の平穏な日常は戦いへ巻き込まれていきます。身近な道具や街の施設まで利用する戦闘はアイデアに富み、スピード感のあるアクションを楽しめます。

『アンダーニンジャ』で、現代社会の風景の中で特殊な戦闘員たちが当たり前のように戦う世界観が好きな人におすすめです。シリアスな戦いとコメディを行き来するテンポの良さも相性抜群です。

3.『ダーウィン事変』

うめざわしゅんによる、人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」の少年・チャーリーを中心に描くSFサスペンスです。チャーリーは人間社会で学校へ通い始めますが、その存在をめぐって社会や思想、過激な組織が動き始めます。

一見すると普通の学校生活を送っているだけなのに、その背後では巨大な問題が進行している。日常と危険な世界が同じ場所に存在し、何気ない出来事が後になって大きな意味を持つ構成が魅力です。

『アンダーニンジャ』で、社会の表側では見えない組織や思惑が動き、登場人物が知らないうちに大きな争いへ巻き込まれていく展開が好きな人におすすめです。アクションだけでなく、世界の仕組みそのものを考えながら読む面白さがあります。

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4.『ダンダダン』

龍幸伸による、幽霊を信じる女子高校生・綾瀬桃と、宇宙人を信じるオカルト好きの少年・オカルンを中心にした怪異バトル漫画です。互いが信じていない存在を証明しようとした結果、二人は幽霊と宇宙人の両方が実在する世界へ足を踏み入れてしまいます。

怪異、宇宙人、超能力、青春、恋愛、ギャグと大量の要素が入り混じりながら、物語は驚くほど勢いよく進みます。くだらないやり取りで笑っていた直後に圧倒的なアクションが始まるなど、作品全体の振れ幅が非常に大きいのも特徴です。

『アンダーニンジャ』で、何が飛び出してくるか分からない展開や、シュールな笑いと本格的な戦闘の組み合わせが好きな人におすすめです。日常のすぐ裏側に普通ではない世界が存在しているところにも通じるものがあります。

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5.『ゴールデンカムイ』

野田サトルによる、明治末期の北海道を舞台にした冒険漫画です。日露戦争を生き延びた元兵士・杉元佐一が、アイヌの少女・アシㇼパと出会い、莫大な金塊をめぐる争奪戦へ身を投じていきます。

金塊を狙う人物たちは軍人、脱獄囚など一癖も二癖もある者ばかり。誰と誰が手を組み、いつ裏切るのか分からない複雑な勢力争いが展開します。その一方で、食事や奇妙な会話を中心とした強烈なギャグも挟まれます。

『アンダーニンジャ』で、複数の組織や人物がそれぞれの目的で動く群像劇や、シリアスな殺し合いの最中にも容赦なく笑いを入れてくる作風が好きな人におすすめです。物語が進むほど人物同士の関係が絡み合っていく面白さも味わえます。

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まとめ

『アンダーニンジャ』は、現代日本の裏側で今なお活動を続ける忍者たちを描いた、花沢健吾ならではの忍者アクションです。無職同然の生活を送っていた雲隠九郎から始まり、学校や住宅街などの日常的な風景へ忍者の世界が入り込み、次第に巨大な組織同士の争いへつながっていきます。

特殊な能力を持つ男と日常生活のギャップなら『ザ・ファブル』、現代社会で繰り広げられるハイスピードな戦闘なら『サカモトデイズ』がおすすめです。社会の裏で動く組織とサスペンスなら『ダーウィン事変』、シュールな笑いと超常バトルなら『ダンダダン』、複数勢力が入り乱れる戦いと強烈なギャグなら『ゴールデンカムイ』も楽しめます。

忍者という古典的な題材を使いながら、描かれているのは妙に生活感のある現代日本。笑っていいのか緊張すべきなのか分からないまま、突然とんでもない出来事が起こる。『アンダーニンジャ』でそんな予測不能な世界観にハマった人なら、ぜひ今回紹介した5作品も読んでみてください。

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