『トリコ』が好きな人におすすめの漫画5選【グルメ・冒険・バトル】

アクション

『トリコ』は、島袋光年によるグルメバトル漫画です。舞台は、未知の食材を追い求めることが世界的なブームとなっている「グルメ時代」。主人公のトリコは、依頼を受けて危険な食材を捕獲する“美食屋”として活躍しています。

トリコの夢は、人生最高の料理をそろえた「フルコースメニュー」を完成させること。そのため料理人の小松とともに世界各地を巡り、とてつもなく巨大な猛獣や未知の食材、そして食を巡って暗躍する強敵たちへ挑んでいきます。

巨大な肉、ジュースが湧き出る果実、食べられる宝石のような素材など、登場する食材はどれも想像力全開。グルメ漫画でありながら、物語が進むほど冒険とバトルの規模がどんどん大きくなっていく少年漫画です。

『トリコ』の魅力とは?

『トリコ』最大の魅力は、「食べること」をそのまま冒険の目的にしているところです。一般的なバトル漫画では世界を救ったり、最強を目指したりすることが物語の中心になりますが、トリコが求めているのはとにかく「うまいもの」。

しかし最高級の食材は、簡単にスーパーで買えるようなものではありません。凶暴な猛獣に守られていたり、極端な環境にしか存在しなかったり、特殊な調理法が必要だったりします。そのため一つの食材を手に入れるだけで、本格的な冒険が成立します。

トリコ自身も非常に魅力的な主人公です。桁外れの身体能力を持つ豪快な男ですが、食材となる生き物への敬意を忘れません。命をいただくからこそ無駄にはしない。「いただきます」という言葉の意味が、バトル漫画らしい熱さの中で描かれています。

そしてトリコとコンビを組む料理人・小松の存在も欠かせません。小松はトリコのように猛獣を殴り倒すことはできませんが、食材の声を感じ取り、その魅力を最大限に引き出す料理人として成長していきます。

「食材を捕まえる美食屋」と「食材を料理する料理人」。二人の能力がそろって初めて本当の料理になるため、トリコ一人だけが強くなれば解決する物語ではありません。冒険を重ねるほど二人の信頼関係も深まっていきます。

さらにココ、サニー、ゼブラという“美食屋四天王”も登場。それぞれ毒、触覚、音などまったく異なる能力を持ち、トリコとは違った方法で食材を追い求めます。仲間でありながらライバルでもある四人が集まったときの圧倒的な少年漫画感も大きな魅力です。

物語が進むにつれて、食の世界を管理するIGOと、危険な食材を求める美食會との対立も本格化します。序盤では一つの食材を巡る冒険だった物語が、やがて人間界を越え、さらに危険な「グルメ界」へと広がっていきます。

捕獲レベルという分かりやすい指標があるのもワクワクするところです。「この猛獣は前に出てきた敵よりどれくらい強いのか」が数字で示され、物語が進むほど常識外れの生物が登場します。

また、バトル漫画でありながら最終的なご褒美が「食べること」なのも『トリコ』ならでは。命懸けの戦いを終えたあと、手に入れた食材を小松が料理し、登場人物たちが満面の笑みで食べる。その瞬間まで含めて一つの冒険になっています。

原作漫画は『週刊少年ジャンプ』で2008年から2016年まで連載され、コミックス全43巻で完結。2011年から2014年にはテレビアニメも放送されました。グルメ、冒険、友情、修行、能力バトルという少年漫画の楽しさを全部盛り込んだ作品です。

ここからは、『トリコ』のように、未知の世界を旅するワクワク感、食事や食材へのこだわり、個性的な能力を持つ仲間、そして強敵との熱いバトルを楽しめる漫画を中心に5作品紹介します。

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おすすめの作品を詳しく紹介

1.『ダンジョン飯』

九井諒子によるグルメファンタジーです。冒険者ライオス一行は、ドラゴンに食べられてしまった妹を救うため、再びダンジョンの奥深くへ向かいます。

しかし食料を買う余裕がないため、道中で倒したモンスターを料理して食べることに。スライム、バジリスク、動く鎧など、本来なら敵としてしか見ない存在を「どうすればおいしく食べられるのか」という視点で観察します。

『トリコ』で、危険な生物を倒すだけではなく「食材としてどうなのか」まで考える世界観が好きだった人には特におすすめです。食べることが冒険や生態系の理解につながっていくところにも強い共通点があります。

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2.『食戟のソーマ』

附田祐斗原作、佐伯俊作画による料理バトル漫画です。定食屋の息子・幸平創真が、料理人養成学校・遠月茶寮料理學園へ入学し、料理の腕だけで勝敗を決める「食戟」に挑みます。

こちらは食材を捕獲する冒険ではなく、手に入れた食材をどう料理するかが勝負。個性的な料理人たちがそれぞれの得意分野を武器に対決します。

『トリコ』で小松の料理人としての成長や、「最高の食材を最高の料理にする」という部分が好きだった人におすすめです。料理なのに必殺技バトルを見ているような勢いがあり、少年漫画らしい熱さを楽しめます。

3.『HUNTER×HUNTER』

冨樫義博による冒険バトル漫画です。少年ゴンは、幼いころに別れた父親ジンと同じハンターになるため、過酷なハンター試験へ挑みます。

未知の生物、財宝、秘境などを追い求めるハンターたちが存在し、世界にはまだ誰も知らない場所や危険が大量に残されています。念能力を使った頭脳戦や、個性的な敵とのバトルも大きな魅力です。

『トリコ』で、未知の世界へ踏み込む冒険心や、「世界にはまだとんでもないものが存在している」と感じられるスケール感が好きだった人におすすめです。未知の大陸へ向かう物語には、グルメ界へ挑む『トリコ』に近いワクワクがあります。

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4.『ONE PIECE』

尾田栄一郎による海洋冒険漫画です。海賊王を目指すモンキー・D・ルフィが仲間を集めながら、伝説の秘宝「ひとつなぎの大秘宝」を求めて世界中の海を冒険します。

島ごとにまったく異なる文化や生物、食べ物が登場し、新しい土地へ到着するたびに「次はどんな世界なんだろう」とワクワクさせてくれます。仲間との友情や強敵とのバトルも王道の熱さです。

『トリコ』で、仲間と未知の土地を冒険し、その場所にしか存在しないものを探す楽しさが好きだった人におすすめです。トリコとルフィのような、食欲旺盛で豪快な主人公が物語を引っ張るところにも親しみやすさがあります。

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5.『メイドインアビス』

つくしあきひとによる冒険ファンタジーです。巨大な縦穴「アビス」の底を目指す少女リコと、記憶を失ったロボットの少年レグが、未知の生物や遺物が存在する深層へ降りていきます。

深く進むほど生態系は異質になり、地上では想像もできない生物が登場します。その一方で、アビスから上昇すると身体へ深刻な影響を及ぼす「上昇負荷」があり、冒険には常に大きな危険が伴います。

『トリコ』で、人間界よりはるかに危険なグルメ界や、未知の環境へ挑む後半の冒険が好きだった人におすすめです。未知の生物や食文化の描写も多く、「危険だけどもっと先を見たい」という冒険心を強く刺激してくれます。

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まとめ

『トリコ』は、島袋光年によるグルメバトル漫画です。美食屋トリコと料理人・小松が最高の食材を求め、危険な猛獣や未知の環境、強敵へ挑みながら人生のフルコース完成を目指します。

モンスターを食材として楽しむ冒険なら『ダンジョン飯』、料理そのものを少年漫画のバトルへ変えた『食戟のソーマ』がおすすめです。未知の世界と能力バトルなら『HUNTER×HUNTER』、仲間と世界を巡る大冒険なら『ONE PIECE』、危険な未知の生態系へ踏み込むワクワクなら『メイドインアビス』も相性抜群です。

強敵を倒すことも、世界の謎を知ることも、その先に待っている「うまい!」のため。『トリコ』の、食べるという誰にとっても身近な行為を世界最大級の冒険へ変えてしまうスケール感にハマった人なら、今回紹介した5作品にも未知の世界へ飛び込みたくなるワクワクが待っています。

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