『FX戦士くるみちゃん』が好きな人におすすめしたい漫画を5作品紹介します。
FXという一見難しそうな題材を扱いながら、相場に一喜一憂する人間の欲望や恐怖、勝負の緊張感を楽しめるのが『FX戦士くるみちゃん』の魅力です。
今回は「お金をめぐる勝負」「ギャンブルの緊張感」「欲望に振り回される人間」「心理戦」「勝ったときの高揚と負けたときの絶望」といった魅力から、『FX戦士くるみちゃん』を読んだあとに楽しみやすい漫画を5作品選びました。
『FX戦士くるみちゃん』の魅力とは?
『FX戦士くるみちゃん』は、FX(外国為替証拠金取引)の世界に足を踏み入れた大学生・福賀くるみを中心に描くマネー漫画です。
くるみがFXを始めた大きな理由は、かつて母親がFXで失った2000万円を取り戻すこと。大きな目標を胸に相場の世界へ飛び込んでいきますが、そこで待っているのは簡単にお金を稼げる夢のような世界ではありません。
含み益が増えていく興奮、相場が逆方向へ動いたときの焦り、損失を認められない心理、そしてロスカットへの恐怖。数字が動くだけなのに、登場人物の感情まで激しく揺さぶられていきます。
かわいらしい雰囲気と、お金を失う恐怖を真正面から描いたシビアな内容とのギャップも特徴です。
投資そのものだけではなく、「もう少し待てば戻るかもしれない」「次こそ勝てるかもしれない」と考えてしまう人間心理まで描かれているため、ギャンブル漫画や心理戦漫画が好きな人にも楽しみやすい作品です。
おすすめの作品を詳しく紹介
1.『インベスターZ』
『FX戦士くるみちゃん』の投資そのものを題材にした部分が好きなら、『インベスターZ』がおすすめです。
超進学校に入学した中学生・財前孝史が、学校の資産を運用する秘密の「投資部」に入り、株式投資をはじめとしたさまざまなお金の世界に触れていきます。
投資を題材にしている点は共通していますが、『FX戦士くるみちゃん』とは作品の見せ方がかなり異なります。投資の仕組みや考え方、経済と企業の関係などにも踏み込んでいくのが特徴です。
「投資を漫画として楽しみながら、お金の世界そのものにも興味が湧いた」という人には特に相性のいい作品です。
2.『賭博黙示録カイジ』
お金を失う恐怖と極限状態の心理描写が好きなら、『賭博黙示録カイジ』は外せません。
借金を背負った伊藤開司が、一発逆転を目指して命がけのギャンブルへ挑んでいく作品です。
「ここでやめれば助かる」と分かっていても勝負を続けてしまう心理や、追い詰められた人間が下す判断など、『FX戦士くるみちゃん』にも通じる人間の危うさがあります。
数字が少し動くだけで天国と地獄が入れ替わるFXと、一手の判断で人生が変わるカイジのギャンブル。題材は違っても、「お金が人間の精神を揺さぶる怖さ」を楽しみたい人におすすめです。

3.『ONE OUTS』
勝負の読み合いや心理戦をもっと楽しみたいなら、『ONE OUTS』がおすすめです。
天才的な勝負勘を持つ渡久地東亜がプロ野球の世界へ入り、特殊な契約のもとで球団や対戦相手と駆け引きを繰り広げていきます。
野球漫画でありながら、一般的なスポーツ漫画とはかなり違い、勝負の裏側にある心理や相手の思考を読むことが重要になります。
『FX戦士くるみちゃん』で、チャートそのもの以上に「この状況で登場人物がどう判断するのか」を見るのが面白かった人なら、渡久地の仕掛ける頭脳戦にも引き込まれるはずです。

4.『LIAR GAME』
お金をめぐる心理戦を存分に味わいたい人には、『LIAR GAME』がおすすめです。
他人を信じやすい女子大生・神崎直が、巨額の金銭を奪い合う「ライアーゲーム」に巻き込まれ、天才詐欺師・秋山深一とともにゲームへ挑んでいきます。
勝負のルールを理解するだけでは勝てず、相手が何を考えているのか、自分を騙そうとしているのかまで読み切らなければならないのが面白いところ。
『FX戦士くるみちゃん』の「お金が増えるか減るか分からない緊張感」が好きなら、巨額の金銭をめぐって参加者の思惑が交錯するこちらの作品も相性抜群です。

5.『銀と金』
お金、人間の欲望、危険な勝負という要素が好きなら、『銀と金』もおすすめです。
平凡な青年・森田鉄雄が裏社会の実力者・平井銀二と出会い、巨額の金が動くさまざまな勝負の世界へ足を踏み入れていきます。
株、ギャンブル、裏社会などを舞台に、人間がお金を前にしたときに見せる欲望や恐怖が濃密に描かれています。
『FX戦士くるみちゃん』よりもかなり重く緊張感のある作風ですが、「お金が人をどう変えてしまうのか」という部分をもっと深く味わいたい人にはぴったりです。

まとめ
『FX戦士くるみちゃん』が好きな人には、投資やギャンブルそのものだけでなく、お金をめぐる心理戦や人間の欲望を描いた漫画もおすすめです。
投資をもっと楽しみたいなら『インベスターZ』、極限状態のギャンブルなら『賭博黙示録カイジ』、勝負の読み合いなら『ONE OUTS』、金銭をめぐる頭脳戦なら『LIAR GAME』、人間の欲望まで深く描いた作品なら『銀と金』が特におすすめです。
どの作品も、「勝てばもっと欲しくなる」「負ければ取り返したくなる」という人間の心理が物語を大きく動かします。
『FX戦士くるみちゃん』の相場に翻弄される緊張感や、お金によって感情が激しく揺れ動くところが好きな人は、ぜひ気になる作品から読んでみてください。

