『もやしもん』が好きな人におすすめしたい漫画を5作品紹介します。
菌を肉眼で見ることができる主人公・沢木惣右衛門直保が農業大学へ進学し、発酵や農業、食にまつわるさまざまな出来事に巻き込まれていく『もやしもん』。
専門的な知識を扱いながら難しくなりすぎず、個性的な登場人物たちによる大学生活やコメディもしっかり楽しめるのが魅力です。
今回は「農業」「発酵・食」「専門知識」「大学生活」「コメディ」といった魅力から、『もやしもん』を読んだあとに楽しみやすい漫画を5作品選びました。
『もやしもん』の魅力とは?
『もやしもん』の大きな魅力は、菌や発酵という専門的な世界を、漫画として楽しみながら知ることができるところです。
主人公の沢木には、菌がデフォルメされた姿で見えるという不思議な能力があります。その能力をきっかけに、農業大学で教授や先輩、仲間たちと関わりながら、さまざまな菌や発酵食品の世界へ足を踏み入れていきます。
味噌や日本酒など身近な食べ物にも菌が関わっていることや、発酵によって食文化が作られてきたことなど、「知っているようで知らなかったこと」が次々に登場するのも面白いところです。
一方で、作品の雰囲気は堅苦しくありません。個性的な学生たちの大学生活や騒動も多く、専門知識とコメディのバランスが取れています。
何かを学ぶことそのものをエンタメにしているところが、『もやしもん』ならではの魅力です。
おすすめの作品を詳しく紹介
1.『銀の匙 Silver Spoon』
『もやしもん』の農業や食について知る面白さが好きなら、まずおすすめしたいのが『銀の匙 Silver Spoon』です。
進学校での競争に疲れた八軒勇吾が北海道の農業高校へ進学し、農業や酪農について学びながら、自分の将来を探していきます。
家畜を育てること、食べ物を作ること、農家として生活することなど、普段はなかなか見ることのできない農業の世界が丁寧に描かれています。
専門的な題材を扱いながら、学校生活や個性的な仲間たちとのコメディも楽しめるところは『もやしもん』と好相性。農業についてもっと知りたくなった人には特におすすめです。

2.『百姓貴族』
農業のリアルをもっとコミカルに楽しみたい人には、『百姓貴族』がおすすめです。
北海道の農家で育った荒川弘が、自身の経験をもとに農業や酪農について描くエッセイ漫画です。
農家ならではの常識や食料生産の大変さなどがテンポよく描かれ、笑いながら農業について知ることができます。
『もやしもん』の「面白い漫画を読んでいたら、いつの間にか知識まで増えている」という感覚が好きな人なら楽しみやすい作品です。
3.『ダンジョン飯』
食べ物をテーマに、知らない世界の仕組みを掘り下げていく漫画が好きなら『ダンジョン飯』がおすすめです。
ダンジョンを探索する冒険者たちが、そこに生息するモンスターを調理しながら冒険を続けていくファンタジー漫画です。
一見すると農業大学を舞台にした『もやしもん』とはまったく違いますが、「これはどうやって食べられるのか」「生物はどんな環境で生きているのか」と、世界の仕組みを細かく考えていくところが特徴です。
食や生物について真面目に考えているのに、漫画としてはしっかり笑える。この独特なバランスが『もやしもん』好きにおすすめです。

4.『天地創造デザイン部』
生き物についての知識を、コメディと一緒に楽しみたい人には『天地創造デザイン部』がおすすめです。
神様から依頼を受けたデザイナーたちが、さまざまな生き物を考えていくというユニークな設定の作品です。
「なぜこの動物はこんな体をしているのか」という疑問を、デザインの試行錯誤を通して分かりやすく見せてくれます。
菌と動物で扱う対象は違いますが、専門的な知識が物語やギャグの中に自然に組み込まれているところは『もやしもん』とよく似ています。
楽しく読めて、読み終わったあとにちょっと詳しくなれる漫画が好きな人におすすめです。
5.『へんなものみっけ!』
専門家たちが働く世界をのぞいてみたい人には、『へんなものみっけ!』がおすすめです。
博物館を舞台に、そこで働く学芸員たちの仕事や研究を描いた作品です。
普段何気なく見ている展示の裏側には、標本を集め、調査し、研究する人たちの膨大な仕事があります。そんな一般にはあまり知られていない専門職の世界を知ることができるのが魅力です。
『もやしもん』で農業大学や研究者たちの専門的な世界をのぞく感覚が好きだった人なら、この作品にも入り込みやすいでしょう。
『もやしもん』好きにおすすめの漫画まとめ
『もやしもん』が好きな人には、農業や発酵を扱った漫画だけでなく、専門的な世界を楽しく知ることのできる作品がおすすめです。
- 農業と学校生活なら『銀の匙 Silver Spoon』
- 農家のリアルと笑いなら『百姓貴族』
- 食と生物の仕組みを楽しむなら『ダンジョン飯』
- 生き物の知識とコメディなら『天地創造デザイン部』
- 博物館と専門家の仕事なら『へんなものみっけ!』
『もやしもん』は菌が見えるというユニークな設定を入り口に、発酵、農業、食文化など普段あまり意識することのない世界を見せてくれる作品です。
専門的なテーマなのに難しく感じさせず、「もっと知りたい」と思わせてくれるところが好きだった人は、今回紹介した5作品から気になる漫画を読んでみてください。

