崩壊した日本を旅する二人と、外の世界から隔離された施設で暮らす子どもたち。二つの物語が並行して進んでいく『天国大魔境』。
荒廃した世界を探索するロードムービーのような面白さに加えて、「世界に何が起きたのか」「施設では何が行われているのか」といった謎が少しずつつながっていくSF・サスペンス作品です。
今回は『天国大魔境』が好きな人におすすめしたい漫画を、「終末世界」「未知の世界への探索」「隠された真相」「先の読めない展開」といった魅力を中心に5作品厳選しました。
『天国大魔境』の魅力とは?
『天国大魔境』の大きな魅力は、物語のあちこちに散りばめられた謎を、自分で考えながら読み進められるところです。
大災害によって崩壊した日本を旅するマルとキルコ。一方では、壁に囲まれた施設で子どもたちが暮らしています。一見すると別々に見える二つの物語が進むにつれて、少しずつ関係性が見えてくる構成が秀逸です。
廃墟を探索する冒険感や異形の存在との戦いもありますが、単純な終末世界のサバイバルだけではありません。登場人物の過去や世界が崩壊した理由など、物語そのものに大きな謎が隠されています。
そこで今回は、未知の世界を旅するワクワク感と、読み進めるほど真相が気になってくるミステリー性の両方を楽しめる漫画を中心に選びました。
おすすめの作品を詳しく紹介
1.『約束のネバーランド』
孤児院で幸せに暮らしていた子どもたちが、自分たちを取り巻く世界の恐ろしい秘密を知ってしまうところから始まるサスペンス漫画です。
序盤は閉ざされた場所から脱出するための頭脳戦が中心ですが、物語が進むにつれて外の世界へと舞台が広がり、それまで知らなかった世界の仕組みが少しずつ明らかになっていきます。
「自分たちが当たり前だと思っていた世界には、別の真実が隠されている」という構造は『天国大魔境』とも相性抜群。謎を考察しながら読むのが好きな人に特におすすめです。

2.『メイドインアビス』
未知の生物や遺物が存在する巨大な縦穴「アビス」の深部を目指して冒険するファンタジー漫画です。
美しく幻想的な世界が広がっている一方、奥へ進むほど危険は増していきます。アビスそのものにも多くの謎があり、探索を続けることで世界の新しい一面が見えてきます。
『天国大魔境』で、危険な世界を旅しながら未知の場所や生物に遭遇する冒険感が好きな人なら、こちらも夢中になりやすい作品です。

3.『サマータイムレンダ』
幼なじみの死をきっかけに故郷の島へ戻ってきた主人公が、島で起きている不可解な出来事に巻き込まれていくSFサスペンスです。
小さな違和感から始まった物語が、次第に島全体を巻き込む大きな謎へと発展。得られた情報をもとに状況を整理し、真相へ近づいていく展開には強い緊張感があります。
伏線や情報が後になって別の意味を持ち始めるため、『天国大魔境』の考察要素や先の読めない展開が好きな人におすすめです。

4.『進撃の巨人』
巨大な壁に囲まれた世界で暮らす人類と、壁の外に存在する巨人との戦いを描いたダークファンタジーです。
序盤は人類と巨人の戦いを中心に物語が進みますが、やがて「巨人とは何なのか」「壁の外には何があるのか」といった世界そのものの謎へと踏み込んでいきます。
物語が進むたび、それまで信じていた世界の姿が大きく変わっていく構成は圧巻。『天国大魔境』の世界の真相を少しずつ解き明かしていく面白さが好きな人には特におすすめです。

5.『少女終末旅行』
文明が崩壊した巨大都市を、二人の少女が乗り物に乗って旅していく終末世界の物語です。
人気のない廃墟を進みながら食料を探したり、過去の文明が残したものを発見したりと、静かな旅が描かれます。
サスペンス色は『天国大魔境』より控えめですが、人のいなくなった街を探索する独特の空気感は共通しています。荒廃した世界を旅する雰囲気そのものが好きな人におすすめしたい作品です。
まとめ
『天国大魔境』が好きな人には、終末世界や未知の場所を舞台にしながら、その世界の裏側に大きな謎が隠されている漫画がおすすめです。
世界の秘密と脱出劇なら『約束のネバーランド』、未知の世界への探索なら『メイドインアビス』、緊張感のあるSFミステリーなら『サマータイムレンダ』、壮大な伏線と世界の真相なら『進撃の巨人』、静かな終末世界の旅なら『少女終末旅行』が特に楽しめるでしょう。
どの作品も、読み進めることで最初に見えていた世界とは違った姿が現れてきます。『天国大魔境』の謎を考えながら読む楽しさにハマった人は、気になった作品からぜひ読んでみてください。

