世界一のジャズプレーヤーになる――。
『BLUE GIANT』は、ジャズに魅了された高校生・宮本大が、テナーサックスを手に世界一のジャズプレーヤーを目指して突き進んでいく音楽漫画です。
音そのものを漫画で表現する迫力はもちろん、才能だけに頼るのではなく、ひたすら練習を重ねながら夢へ向かって進んでいく大の姿も大きな魅力。
今回は『BLUE GIANT』が好きな人におすすめしたい、音楽への情熱・夢への挑戦・仲間との演奏・青春を楽しめる漫画を5作品紹介します。
『BLUE GIANT』の魅力とは?
『BLUE GIANT』の大きな魅力は、主人公・宮本大の圧倒的なまでの音楽への情熱です。
ジャズに心を奪われた大は、テナーサックスを手にすると、世界一のジャズプレーヤーになるという大きな夢へ向かって練習を始めます。
最初から完成された天才として描かれるのではなく、河原で何時間もサックスを吹き続け、少しずつ自分の音を作り上げていく。その積み重ねが物語に強い説得力を与えています。
そして『BLUE GIANT』を特別な作品にしているのが、漫画なのに音が聞こえてくるような演奏シーンです。
演奏する人物の表情や身体の動き、観客の反応などを通して、ジャズの熱量がページいっぱいに伝わってきます。
さらに物語が進むと、大は一人で演奏するだけではなく、仲間と出会い、互いに刺激を受けながらミュージシャンとして成長していきます。
音楽漫画でありながら、「自分が本当にやりたいことへどこまで本気になれるのか」という夢と挑戦の物語でもあることが、『BLUE GIANT』の大きな魅力です。
おすすめの作品を詳しく紹介
1.『BECK』
音楽に出会った少年が、仲間とともに大きな舞台を目指して成長していく物語が好きなら『BECK』がおすすめです。
平凡な毎日を送っていた少年・田中幸雄は、ギタリストの南竜介との出会いをきっかけに音楽の世界へ足を踏み入れます。
やがてバンド「BECK」のメンバーとして活動するようになり、ライブや人間関係、さまざまな壁を乗り越えながらミュージシャンとして成長していきます。
音楽のジャンルはジャズではなくロックですが、音楽へ人生を懸ける登場人物たちの熱量は『BLUE GIANT』にも通じるものがあります。
小さな場所から始まり、より大きな舞台を目指して進んでいく音楽漫画が好きな人におすすめです。

2.『ふつうの軽音部』
音楽が好きという気持ちから少しずつ前へ進んでいく青春漫画を読みたいなら『ふつうの軽音部』がおすすめです。
高校へ入学した鳩野ちひろは、ギターを購入して軽音部へ入部します。
派手な成功だけを描くのではなく、バンドを組む難しさや人間関係、音楽に対するそれぞれの温度差など、高校の軽音部らしい日常が丁寧に描かれています。
それでも音楽を続けるうちに、演奏することの楽しさや、自分なりの表現を見つけていくところが魅力です。
『BLUE GIANT』で、技術だけではなく「音楽が好きだから続ける」という登場人物たちの情熱に惹かれた人にもおすすめできます。

3.『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』
音楽によって人生そのものが大きく動き始める作品が好きなら、『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』がおすすめです。
高校で英語教師をしている本田紫織は、ある出来事をきっかけに伝説的なギタリストの霊に取り憑かれ、再び音楽の世界へ踏み出していきます。
奇抜な設定から始まりますが、物語の中心にあるのは音楽へ本気で向き合う人たちの情熱です。
演奏シーンの勢いも強く、ステージ上で音楽が爆発するような感覚を漫画ならではの表現で楽しめます。
『BLUE GIANT』のライブシーンから感じる熱量が好きな人には、特におすすめしたい音楽漫画です。
4.『BLUE GIANT SUPREME』
宮本大の挑戦をもっと読みたいなら、続編となる『BLUE GIANT SUPREME』は外せません。
日本での経験を経た大が次に向かうのは、ジャズの本場のひとつであるヨーロッパです。
言葉も文化も違う土地で、大は自分のサックスだけを武器にミュージシャンとして新たな挑戦を始めます。
環境が大きく変わっても、「世界一のジャズプレーヤーになる」という大の目標は変わりません。
『BLUE GIANT』で大の成長や演奏に心をつかまれた人なら、その先の挑戦まで続けて楽しめる作品です。
5.『坂道のアポロン』
ジャズそのものの魅力と、音楽を通じて生まれる友情を楽しみたいなら『坂道のアポロン』がおすすめです。
高校生の西見薫は、転校先で川渕千太郎と出会ったことをきっかけにジャズへ惹かれていきます。
性格も育った環境も異なる二人ですが、一緒に演奏することで少しずつ距離を縮めていきます。
セッションを通して感情をぶつけ合う演奏シーンだけではなく、友情や恋愛を含めた青春ドラマも大きな魅力です。
『BLUE GIANT』のジャズという音楽そのものに興味を持った人や、仲間と音を重ねる瞬間が好きな人には特におすすめです。
『BLUE GIANT』好きにおすすめの漫画まとめ
『BLUE GIANT』が好きな人には、音楽を題材にしているだけではなく、登場人物が本気で夢へ向かって進んでいく漫画がおすすめです。
- ロックバンドで大きな舞台を目指すなら『BECK』
- 高校生のリアルな音楽青春物語なら『ふつうの軽音部』
- 圧倒的な演奏の熱量なら『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』
- 宮本大のさらなる挑戦なら『BLUE GIANT SUPREME』
- ジャズと青春、友情を楽しむなら『坂道のアポロン』
特に『BECK』は、音楽に出会った主人公が仲間とともに成長し、より大きな舞台へ挑戦していくという部分で、『BLUE GIANT』が好きな人におすすめしやすい作品です。
『BLUE GIANT』を読んで「もっと音楽に人生を懸ける人たちの漫画を読みたい」と思った人は、気になった作品から読んでみてください。

