『マイペースと歩く』の魅力とは?
『マイペースと歩く』は、人目を気にしながら中学校生活を送る近藤と、周囲の目をあまり気にせず自分のペースで過ごす高橋を中心に、思春期の何気ない毎日を描いた漫画です。
近藤は前髪や周囲からどう見られているかを気にしてしまう、ごく普通の中学生。一方の高橋は、毎朝寝グセをつけたまま登校するようなマイペースな男子です。正反対にも見える二人ですが、ある出来事をきっかけに少しずつ距離が縮まっていきます。
大きな魅力は、派手な事件ではなく、学校生活の中で感じる小さな恥ずかしさや不安、誰かの何気ない一言に救われる瞬間など、思春期ならではの感情を丁寧に描いているところです。
恋愛だけに偏らず、友達との距離感や自分自身との向き合い方まで描かれるため、大人が読んでも昔の自分を思い出すような味わいがあります。今回は、そんな『マイペースと歩く』が好きな人におすすめしたい漫画を5作品紹介します。
おすすめの作品を詳しく紹介
1.『スキップとローファー』
地方から東京の進学校へ進学した岩倉美津未が、クラスメイトたちと関わりながら高校生活を送っていく青春漫画です。
登場人物にはそれぞれ悩みやコンプレックスがあり、誰かを単純な「いい人」「嫌な人」に分けず、それぞれの気持ちを丁寧に描いているのが大きな魅力です。
何気ない学校生活の中で少しずつ人間関係が変化していくところは『マイペースと歩く』と特に好相性。大事件が起こらなくても、人物同士の会話や感情だけで続きを読みたくなる青春漫画が好きな人におすすめです。

2.『君と宇宙を歩くために』
勉強もアルバイトも長続きしない高校生・小林が、少し変わった転校生・宇野と出会ったことから、自分なりの方法で日常と向き合っていく物語です。
周囲に合わせることが苦手だったり、他の人には簡単そうに見えることにつまずいたりする二人。それでも、自分に合ったやり方を探しながら少しずつ前へ進んでいきます。
他人と同じようにできなくても、その人なりのペースがあるという優しい視点が『マイペースと歩く』とよく似ています。不器用な少年たちの友情や成長をじっくり読みたい人におすすめです。
3.『どくだみの花咲くころ』
周囲から少し浮いている少年と、彼のことがなぜか気になってしまう同級生を中心に、子どもたちの独特な関係を描いた漫画です。
友達になりたいという気持ちだけでは説明できない憧れや戸惑い、相手を理解できないからこそ生まれる興味など、子ども時代ならではの複雑な感情が描かれています。
言葉にするのが難しい感情や、学校という小さな世界での人間関係を丁寧に描いているところが『マイペースと歩く』と好相性。少しクセのある青春・日常漫画を読みたい人におすすめです。

4.『ひらやすみ』
定職に就かず気ままに暮らす生田ヒロトと、美大へ進学するため上京してきた従妹・なつみを中心に、さまざまな人たちの日常を描く作品です。
大きな目標へ一直線に進む物語ではなく、将来への不安や他人との比較、思うようにいかない毎日など、誰にでもありそうな感情をゆったりと描いています。
年齢や舞台は異なりますが、自分のペースで生きることや、誰かと一緒にいることで少し心が軽くなる感覚は『マイペースと歩く』にも通じます。穏やかな日常漫画が好きな人におすすめです。

5.『ふつうの軽音部』
高校へ入学した鳩野ちひろが軽音楽部に入り、バンド活動やさまざまな人間関係を経験していく青春漫画です。
憧れていた高校生活と現実との違いや、友達との微妙な距離感、自分に自信を持てない気持ちなど、青春時代の少し格好悪い部分まで描かれているのが特徴です。
登場人物が完璧ではなく、それぞれ不器用なまま人と関わっていくところは『マイペースと歩く』が好きな人にもおすすめ。青春のキラキラした部分だけではなく、その裏側にある感情まで楽しみたい人にぴったりです。

『マイペースと歩く』みたいな漫画が好きな人へ
『マイペースと歩く』の魅力は、思春期の大きな出来事ではなく、周囲の視線が気になったり、誰かの言葉に傷ついたり、反対に何気ない優しさに救われたりする日常を丁寧に描いているところです。
今回紹介した作品にも、不器用な人間関係、自分と周囲との違い、何気ない日常の中で少しずつ変化していく登場人物たちなど、『マイペースと歩く』に似た魅力があります。
学校生活と人間関係をじっくり楽しむなら『スキップとローファー』、自分のペースで生きる人物たちの物語なら『君と宇宙を歩くために』、独特な子ども同士の関係を読みたいなら『どくだみの花咲くころ』が特におすすめです。
『マイペースと歩く』に似てる漫画や、『マイペースと歩く』みたいに優しくて少しほろ苦い日常や青春を描いた漫画を探している人は、気になった作品からぜひ読んでみてください。

